皆さんこんにちは！！

神戸市長田区のよしだ鍼灸整骨院・整体院です！！

今回はシーバー病をご紹介いたします。

 

お子さんが「踵が痛い」と言ったら、もしかしたら「シーバー病」かもしれません。

シーバー病は、サッカーや野球などスポーツをしている小学生に多く見られます。足の踵に痛みや腫れが出る疾患です。次のような症状に心当たりはございませんか？？

・運動中だけ痛む、休むと治る（痛みが治まる）

・踵が痛くて、つま先だけで歩いて踵辺りが腫れている

「シーバー病」は成長期のお子さんに起こるため、成長痛ととらえられる場合もあります。膝関節のオスグットシュラッター病と同じく、「スポーツ障害」の一つです。

単なる成長痛と見過ごすことなく、早めに適切な治療を受けることが必要です。

 

シーバー病とは？？

シーバー病とは、「踵骨骨端症（しょうこつこったんしょう）」とも呼ばれ、踵の骨の端骨（踵骨骨端核）が腫れたり、その手前の踵骨軟骨（成長軟骨）の炎症が起こったりしている状態です。

 

シーバー病の症状

初めは運動時の軽い痛みだけですが、次第に踵をつくと痛いので「つま先歩き」になります。さらに進行すると、安静にしている時でも痛むようになります。

痛みの確認方法

①踵の痛み・腫れ（運動後などにジーンとする痛み）

②踵を押すと痛い（圧痛がある）

③歩くと痛いので、つま先歩きになる

 

シーバー病を発症しやすい人：スポーツをしている小学生男児

①スポーツを盛んに行っている

②10歳前後の成長期

③足のアライメント（骨や関節の並び）に異常を持っている

　

→偏平足・内反足・外反足など

④男の子に多く見られる→女児の約2倍

シーバー病はスポーツ全般で起こり得ますが、特にジャンプや長く走ることの多いサッカー・野球・バスケットボール、素足で競技を行う剣道・体操を熱心に行っている場合に起こりやすくなります。

また、シーバー病を発症した人のうち、約8倍が偏平足など足のアライメント異常（骨や関節に不具合）があったとされる報告もあります。

シーバー病の原因

シーバー病の原因は、成長期の踵への過剰な負担です。

次の2つの要因が重なると、未熟な骨や軟骨の一部が剥がれてしまい、痛みや腫れがしょうじます。

 

要因①未熟な骨が多数存在する「成長期」

シーバー病の発病が多い小学高学年（10歳前後）は、ちょうど男の子の成長期に重なります。

成長期の子供たちの骨には、元々の骨のほかに新しく骨になるため成長軟骨と骨端核（骨端の小

さな骨）が多数存在しているため、骨の強度が弱いです。

さらに、腱などの軟部組織は骨と同じように成長でないため、成長期はアキレス腱の柔軟性が低

下して、硬くなりやすい状態でもあります。

要因②踵への負担過多

アキレス腱は踵の骨も端に付着しており、過度な運動のよってアキレス腱の牽（引っ張る力）を

使うと、未熟な踵の骨端核（踵骨骨端核）に過剰な負担がかかることが直接的な原因です。

偏平足や外反足など足のアライメント異常を持つお子さんの場合は、構造的に踵に負担がかかり

やすくなるため、よりシーバー病を発症しやすくなります。

 

シーバー病の治療方法

シーバー病もスポーツ障害なので、基本的には安静が治療の中心となります。

①保存療法

・アイシング（氷）で踵をの周りを冷やす

・ストレッチ

・サポーターで固定

・消炎鎮痛剤（湿布）

・低周波や温熱療法←温める

・装具療法→クッション性のあるインソールを靴に入れてあげる（土踏まずをサポートするアーチパッドを使用する）

歩行時に痛みがある場合、松葉杖を使用し踵への負担を減らすケースもあります。

 

シーバー病の復帰時期は？？

運動時だ痛みがある場合、踵に負担をかけないように安静にし、運動量を減らす調整を行う必要があります。

また、歩くだけでも痛みがある場合はしばらく運動を休んだほうが良いでしょう。

その後は、定期的に痛みの程度とレントゲンでの回復を確認しながら、少しずつリハビリを行い、徐々に運動量をもとのレベルに戻していきます。

一般的には１～２ヶ月で、これまで通りのスポーツ復帰が可能になります。

 

シーバー病の予防

シーバー病を予防するには、アキレス腱や足底腱膜のストレッチがとても重要です。

①運動前後・お風呂後のストレッチ、アキレス腱や足底腱膜を柔らかくしておきましょう

②運動後はアイシングをします。（患部に20分程度当てる）

③自分の足の形に合った靴を選び、クッション性のあるインソールを入れるようにしましょう。

④正しい姿勢でスポーツをするように心がける。

 

神戸市長田区のよしだ鍼灸整骨院・整体院での治療方法は？？

①痛みの出ている部位に超音波を当て炎症がの原因になっている物質を分散させる。

②アイシングにて患部を冷やす（炎症反応を抑える）

↑の手順を2～3回行う。

③炎症が治まれば原因となっている筋肉を解し、バランスマット、バランスディスク、チューブトレーニングを行いリハビリをしていきます。

バランスマット

バランスディスク

チューブトレーニング

バランスマットとバランスディスクは段階的に使用していきます。

リハビリの様子はこちらからご覧ください！！→バランスマット・バランスディスク用いたリハビリ

 

本日は、シーバー病についてご紹介いたしました。

シーバー病は成長期のスポーツをする男児に多く見られます。単なる成長痛と思わず、適切な治療を行うようにしましょう。

神戸市長田区のよしだ鍼灸整骨院・整体院ではスポーツを全力で頑張る方を応援しています！！

お困り事がございましたら神戸市長田区のよしだ鍼灸整骨院・整体院にご相談ください！！

 

 

整骨院では日常生活動作中の痛みやスポーツ中の痛みなど、ケガ・外傷にのみ保険証の適用が認められております。 

＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊ 

神戸市長田区よしだ鍼灸整骨院・整体院HP https://yoshida-shinkyuseikotuin.com 

Facebook https://m.facebook.com/nagatakuyoshidashinkyuseikotsuin 

LINE http://lin.ee/hcSpP1E 

Instagram https://www.instagram.com/yoshidashinkyuseikotuin/ 

Twitter https://mobile.twitter.com/g0nuehxhey2wblx 

↑↑↑↑↑↑ こちらからトレーニングやストレッチの内容などを配信中です！ぜひご覧下さい！！ 神戸市長田区長田町１-３-１サンドール南館１１６号 長田神社 ダイエー前 診療時間 午前１１：0０～１４：００ 午後１５：３０～２０：３０ (土・祝は１０：００〜１３：００ １５：３０〜２０：３０) 

日曜は休診です 

市長田区のよしだ鍼灸整骨院・整体院にご相談ください！！